受け口手術~顔面全体に及ぶ美容効果 2

受け口の手術は全身麻酔で眠っている間に終了します。そのため、手術に際して前もって検査が必要になります。

検査は、血液検査、レントゲン、心電図と咬合模型です。血液検査にはB型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIVなどの感染症関係の検査の他に、赤血球・白血球・血小板数などの血液学的検査、肝機能検査、腎機能検査、血液凝固機能検査などが含まれます。血液学的検査は、主に貧血やその他の手術に影響する血液学的異常を検査します。この受け口の手術自体は、出血量が平均200ml以下と、骨の手術の割には出血の少ない手術です。しかし、高度の貧血などは、たとえ少ない出血であっても、安全性を低下させることになりますので、きちんと検査で確認します。肝機能検査と腎機能検査は、全身麻酔の際に使用する薬剤をきちんと解毒して排出できるかどうかの検査です。また、手術に際して止血機能において最も重要なのが、血液凝固機能検査です。骨の手術の場合、骨髄からは、ある程度の出血があります。骨髄からの出血というのは、血管からの出血とは違い、断面全体から、じわっと染み出すような出血です。このような出血は、ボーンワックスや、コラーゲン繊維でできた綿で止血しますが、これらは骨の癒合を妨げますので、使用は限定的になります。したがって、自然に血液が固まって、止血される機能が重要です。