旧版の成長再生豊胸を6回(経過写真)

旧版の成長再生豊胸を6回受けたモニターさんの症例写真です。現在の成長再生豊胸Wは、この旧版の約2倍の効果があります。現在の成長再生豊胸については、こちらからご覧ください。
順に、術前から6回目まで、そして最後に6回目の後3か月目の写真と、合計8つの写真をそれぞれの方向ごとに、順に掲載しています。

成長再生豊胸 の良い点(利点)はたくさんあるのですが、その中で最初に挙げることができるのは、どんな検査をしても豊胸の痕跡さえ解らないという点です。現在の医療において、最高の精度を誇る画像検査はMRIなのですが、このMRIを撮影したとしても、成長再生豊胸 による処置の場合には、豊胸の痕跡さえ解りません。それは、成長再生豊胸の豊胸コンセプトが、何かをバストに入れることでその体積でもって盛り上げるという、これまでの豊胸術のコンセプトではなく、あくまでも自分のバストを成長させる(グロウ)というものだからです。つまり、自分のバストの組織である乳腺と皮下脂肪そのものを大きくするということから、たとえ術後にMRIなどの精密検査を受けたとしても、そこに映るのはあくまでも大きくなった自分の乳腺と皮下脂肪であり、100%、注入したものや手術によって挿入したものではないということです。例えば、ヒアルロン酸の注射やシリコンバッグプロテーゼを挿入する手術の場合、MRIを撮影すれば、注入したヒアルロン酸や挿入したシリコンなどが、確実に画像として描出されます。脂肪注入による豊胸術の場合には、一か所に大量の脂肪をかためて注入するような手技を採らない限りは、しこりを残すこともなく、MRIによって豊胸の手術歴を発見されることもないのですが、その確率が、全くの0%ということはできません。しかし、成長再生豊胸の場合には、前述の自分のバストの成長による豊胸と言うことから、MRIでの豊胸手術歴の発見率と言うのは0%であるということができるのです。
2つ目の成長再生豊胸の利点は、その処置が手術ではなく注射だけであるという点です。手術となれば、必ず切開創を伴うことになります。脂肪注入などであっても、それには脂肪吸引が伴い、脂肪を採取するためのカニューレを挿入する「穴」が、皮膚には必要になります。穴とはいえ、小さな傷には変わりありません。また、注入する脂肪には粘凋性があるため、バストに対しても、非常に小さいとはいえ穴をあける必要があります。そうすれば、傷に対するケアの一環としての生活制限が発生します。そして、脂肪吸引には体の広い範囲での麻酔が必要になります。このように、豊胸手術にはそれなりの準備と術後の回復過程というものがつきものとなります。しかし、手術ではなく注射と言う処置だけである場合には、このような傷があることに対するケアは必要なく、その日から入浴が可能になります。また、手術とは違って、体力的負担もごくわずかで、術後の痛みもないため、すぐに出社作業を含めた社会復帰が可能であるということです。
3つ目の成長再生豊胸の利点は、前述の2つ目の利点に関連して、回復期間がほぼないということです。その理由は、やはり前述のように、手術ではなく注射処置だけであるということに起因します。しかし、注射とはいえ、人体に対する侵襲であることは間違いなく、また、注射である限りは針を使用するため、処置に伴う内出血の発生を100%否定することはできません。実際、術後の聞き取り調査の結果、約10%の方が、処置後の内出血を経験されたそうです。しかしその程度としては、バストが全体的に紫色にまで変色するような例は一例もなく、せいぜい、転倒して胸部を打撲した程度です。したがって、よく俗に言われるダウンタイムなどという大げさなものが発生するのではなく、日常生活上、特に大きな支障を来すものではないと言えるのです。
このように、成長再生豊胸には、大きく3つの利点というものがあります。まとめると、どんな検査をしても豊胸の痕跡さえ残らない、手術ではないので術後の回復期間が無い、日常生活上の制限が無い、ということです。

物事には何にでも、良い面と、面と悪い面があります。当然成長再生豊胸にも、利点もあれば欠点もあるということです。利点は前段に記述していますが、欠点についてもお知らせしておきたいと思います。

成長再生豊胸の欠点で、一番大きなものとしては、その効果に即効性が無いということです。成長再生豊胸は、成長因子でバストの組織がホルモンの影響を受けやすい状態にすることで、自分のバストが思春期のように再び成長を始めることで、豊胸効果を獲得するというコンセプトです。したがって、思春期のバストの成長がそうであるように、その豊胸効果については、出現がゆっくりで時間がかかるということです。つまり、成長再生豊胸を受けたら、翌日にはすぐに豊胸効果が出ていて、バストが大きくなっているというものではないということです。この点では、どうしても、これまでの豊胸術に軍配が上がるところです。例えば、バッグプロテーゼを挿入する手術による豊胸術では、プロテーゼを挿入した瞬間に、豊胸効果が獲得できます。ヒアルロン酸の注射や、脂肪注入による豊胸術でも同じことが言えます。つまり、何かをバストに入れて、その体積で豊胸効果を獲得するというコンセプトの豊胸術の場合、術後、その次の瞬間から豊胸効果を獲得できるのですが、成長再生豊胸の場合には、注射した薬液の体積で豊胸効果を獲得するものではなく、あくまでも、自分のバストの組織を成長させるというコンセプトですので、其の成長に時間がかかる分、どうしても即効性というものに欠けるということなのです。
2番目の成長再生豊胸による豊胸術の欠点は、女性ホルモンを使用する関係上、どうしても生理の周期が不安定になるということです。成長再生豊胸は、バストの皮下脂肪と乳腺を発育させるために、成長因子と女性ホルモンを使用します。そこで使用する女性ホルモンの量ですが、これは、更年期障害や不妊治療などに使用する量とほぼ同量、乃至はそれより少ない量です。しかし、生理の周期と言うものは、ホルモンの代謝に対して、非常に微妙に反応するのが実情です。では、実際にはどういったことが発生するのかと言うことになります。それは、術後約10日乃至は2週間後に生理が来るということです。この生理の招来については、これそのものが大きくホルモンバランスを狂わせるというものではなく、成長再生豊胸による豊胸効果が十分に獲得できて、治療を中止してしまえば、本人さんの元の生理の周期に戻ります。したがって、子宮や卵巣に対して、何か器質的な変化を発生させるという性質のものではありません。では逆に、更年期を過ぎて、もう既に生理が無い方の場合にはどうなのかということですが、このような方の場合には、生理が来ない場合と、生理が再び訪れる場合があります。それは、閉経後には女性ホルモンの量が、それまでよりも極端に減少しているため、子宮内膜の増殖期における内膜増殖が得られない場合があるためです。その場合には、子宮内膜の剥離出血がその本体である月経出血というものは、剥離する内膜そのものがないため、出血そのものが得られず、生理が訪れないということです。しかし、1回目の成長再生豊胸による豊胸術を受けた後に生理が来ない方でも、2回目には生理が来る方がいます。それは、やはり女性ホルモンの機能が子宮に対して働きはじめ、子宮内膜の増殖が再び獲得できるようになったためと言うことができます。そして、この生理による出血(月経出血)が起こることによって、古い子宮内膜が剥がれ落ち、その細胞が新しくなることで、子宮内膜癌の予防にもなるということでもあります。したがって、必ずしもと言うことではありませんが、閉経後の女性が成長再生豊胸による豊胸術を受ける際には、生理の出血がみられるまで、処置の回数を重ねることが、理想的であるということができます。

前述の、成長再生豊胸の欠点のうち、豊胸効果に関して即効性が無いということは、患者さんによっては、そこに利点を見出している方もいます。

豊胸効果に即効性が無いということは、その豊胸効果そのものは、いわば、「バストが人知れず大きくなる」ということなのです。つまり他人からは、豊胸術を受けたこと自体がほとんどわからずに、自分だけが少しずつ大きくなっていくバストを認識しつつ、最終的に自分の満足する豊胸効果が獲得できるということです。ただし、成長再生豊胸の豊胸効果は少しずつですので、自分自身も気づかないうちに、豊胸効果を獲得している場合もあります。これは言い換えれば、ある程度の期間と処置の回数を重ねた後に、ある日、自分で風呂上がりに鏡を見たり、下着を着用したりする時などに、豊胸効果を確認できるチャンスを得るということです。
このように、豊胸効果の即効性の無い成長再生豊胸ですが、ファッション・芸能関係者にはかなりのニーズがあります。その理由はと言うのは、やはり、急激な変化によって、豊胸疑惑が浮上するのを避けたいという心理が働いています。現在はインターネットの発達によって、過去の写真と現在の写真を見比べることが、多くの人々によって可能な時代です。そこで、やはりファッション・芸能関係者にとっては、整形を見破られる機会が増加しているということができます。また最近のテレビは、画質がどんどん向上して、ほんの小さな変化でも画面に描出されるようになっています。そこで彼女たちは、豊胸のみならず、あらゆる整形の痕跡を残すことを嫌うようになっています。そこで、この成長再生豊胸は、少しずつの変化によってバストが自然に成長したかのような豊胸効果が獲得できるため、人気があるというわけです。当然、成長再生豊胸は、術後においても体のどこにも傷が存在しないわけですから、急な仕事のオファーが入ったとしても、何も気にする必要がない言うことです。さらに、映画やビデオの撮影で素肌を見せる場合でも、全く画像の修正を必要としないということでもあるのです。

成長再生豊胸による豊胸術の手順は、実際には次のようになります。

まず、来院したら、問診票の記入の後、一通りの診察を受け、次に、採血を受けていただきます。この採血は、血液中から成長因子を集めるためのものです。
その後、バストに麻酔クリームを塗って、しばらくお待ちいただきます。その待っている間に、血液の加工を行い、成長因子も添加した注射液を作成します。次に、バストに塗った麻酔クリームを拭き取った後、その部分から局所麻酔の注射を行います。成長因子の薬液には、どうしても刺激性があります。したがって、注射液がバストに入っていくときに、痛みが発生します。そこで、前もって、このように局所麻酔の注射を行っておくのです。このように局所麻酔を注射しておくことで、成長因子による刺激性を回避し、処置そのものの痛みを完全に取り除けます。勿論、この局所麻酔の注射に使用する針は非常に細いものですから、麻酔を行うときの痛みも僅少です。
そしていよいよ、成長因子の注射になります。成長因子の注射液の量としては、両方で15㏄から20㏄程度です。さらに、バストの皮下脂肪と乳腺に対して刺激を加えるために、ホルモンを注射します。このホルモンですが、デポ製剤と言って、約2週間かけて注射した部分から血液中に徐々に放出されるように製剤されています。このデポ製剤と言うのは、油脂成分の中にホルモンの有効成分を含めたものです。油脂成分は、注射されるとゆっくりと中のホルモンを放出しつつ、周辺組織に吸収されるため、このように、長期間の血液中のホルモン濃度を保つことができます。しかし、このデポ製剤にも、注射した時に注射液周辺の組織に対する刺激性があり、そのままだと強い痛みを感じることになります。そこで、やはり、事前に注射しておいた局所麻酔が効力を発揮して、痛みの無いホルモン注射を可能にしています。こうして、成長再生豊胸による豊胸術は、その処置が終了します。
成長再生豊胸による豊胸術を受けた後は、念のために、バストに薄いガーゼを貼ります。しかしこのガーゼは、ただ単に、下着などに血液が付着しないように貼っているだけのもので、当日の入浴の際に、自分で外していただければ、それでいいものです。長期間貼りっぱなしにする必要もなければ、通常の豊胸手術のように、消毒や交換に受診する必要もありません。

次に、成長再生豊胸による豊胸術の術後経過ですが、効果の即効性はないということは、前述の通りです。

成長再生豊胸による豊胸術は、効果が出てくるまでは、術後、それなりの待機期間が必要になります。その期間は、通常、2か月と言ったところなのですが、これにも個人差があり、場合によっては術後3か月までは、バストが成長を続けることがあります。このような、ゆっくりとした成長再生豊胸による豊胸術の術後経過について、比較的誤解されていることがあります。その中の一つは、「一週間くらいで元に戻った」というものです。成長再生豊胸による豊胸術は、何かを手術で挿入したり、注入したりすることで豊胸効果を獲得する豊胸術ではありません。しかし、処置そのものには、成長因子が入った注射液をバストに注射します。注射液には当然のことながら、体積がありますので、注射が終了した直後には、その注射液の体積の分だけ、バストの体積が増加しています。また、手術などと違って非常に弱いものなのですが、注射とはいえ、どうしてもバストそのものに対して刺激を加えていることになります。人体は、刺激が加われば必ずそれに反応して、腫れが生じます。このように、これらの注射液そのものの体積や、注射による非常に微妙な腫れによって、成長再生豊胸による豊胸術では、処置の直後には、それらの分だけはバストが大きくなっているということになります。しかしこの現象は、ちょうど約1週間で、元に戻るのです。つまり、「一週間くらいで元に戻った」というのは、成長再生豊胸の処置による初期の反応としての、乳房体積の増加が落ち着いた結果であって、豊胸効果そのものが消失したということではないのです。豊胸効果は、その後から、じわじわと患者さん本人が気づかないうちに進行して発生してきます。言い換えれば、成長再生豊胸による豊胸術の術後経過は、術後1週間程度で一度元の状態に戻り、その後、約2か月かけて徐々に豊胸効果が出てくるということなのです。
更に、成長再生豊胸による豊胸術は、成長因子とホルモンを使用し、そしてあくまでも自分のバストを育てるということが、大前提の理論です。つまり、バストの組織を、その細胞の分裂を促進してやることによって、豊胸効果を得るというものです。そこで、その細胞の分裂ということが、成長再生豊胸による豊胸術の効果の出方に、影響を及ぼします。その影響とは、一言で言うと、1回目より2回目、2回目よりも3回目といった具合に、成長再生豊胸による豊胸術は、その処置の回数を重ねるほど、1回あたりの効果が大きくなる傾向にあるということです。つまり、回数に比例した効果の出方というものではなく、処置回数の二乗に比例した効果の出方をするということです。このことは、細胞の分化と分裂によって豊胸効果を獲得する成長再生豊胸による豊胸術特有のものなのですが、少し考えてみれば、当然のことなのかもしれません。つまり、1回目の処置の前よりも、2回目の処置の前のほうが、成長再生豊胸の処置に反応する細胞の数そのものが増加しているからです。人体の組織の中の細胞には、その組織特有の細胞が一番多いわけですが、その他に、それらの細胞が傷ついたり死滅したりした時のために、それらの代わりの細胞を供給するためのシステムが存在します。それが、幹細胞から脂肪細胞や乳腺細胞に至るまでの、いろいろな段階の細胞が、組織内に準備されているという事実です。そしてそれらの細胞は、成長再生豊胸の処置を受けることによって、バストの組織が増量して豊胸効果が得られると同時に、増加します。その時、脂肪細胞や乳腺細胞だけでなく、全ての種類の細胞と細胞外マトリックスにおいて増量がみられますので、全体として、バストに存在する細胞の数が増えるということになるのです。すると、次の成長再生豊胸による豊胸術を受ける際には、処置に対し反応して豊胸効果を出す細胞が増加しているということになり、より、豊胸効果が出やすくなっているということです。したがって、1回よりも2回、2回よりも3回といった具合に、成長再生豊胸による豊胸術は、回数を重ねるほど、その効果が大きくなっていくということです。