症例1
WPRPFで、目の下のシワ・クマを治療しました。術後の写真は、未だ1カ月しか経過していませんが、それなりに効果が出ている状態です。注射した箇所は、涙袋に沿って、睫毛の下の全幅と、目頭から頬に向かって伸びている斜めのシワです。
WPRPFは液体を注射するので、処置直後は皮膚の膨らみが見られます。所謂、注射による腫れです。しかしこの腫れは、手術によるものと違い、比較的早く退きます。具体的には、翌日には目立たなくなります。理由としては、メスを使う手術とは異なり、組織の破壊を伴わないからです。手術の際の切開や剥離、さらに止血は、小さいながらも組織の破壊を伴います。組織が破壊されると、そこから色々な物質が漏出し、周辺がそれに対して反応を起こします。この反応は、一応の組織修復が、一区切りするまで続きます。それに対して、WPRPFの場合には、注射処置だけですので、組織の破壊が、手術とは比べ物にならないほど小さく、注射に伴う水分が拡散・吸収されれば、すぐに腫れがなくなります。しかも、WPRPFの場合には、組織の修復に働く成長因子が主成分ですから、その分、腫れの退きが早いということができます。本当に微々たるものなのですが、注射処置で針を使用することによって、組織は刺激され、その分の腫れは、どうしても発生しています。そこでも、成長因子による修復促進作用が発揮され、早期の腫れの軽減につながっています。
症例2
目の下のシワに対して、WPRPFをおこなったモニターさんです。
右目については、シワが主体ですので、WPRPFが非常に有効ですが、左は、脂肪の突出が主体ですので、右目ほどの効果はありません。この場合、瞼の裏から脂肪を摘出する手術を追加すれば、しっかりと効果が出現します。
WPRPFは、注射直後には、ぷくっとした腫れが生じますが、その腫れも3から4時間するとほぼ無くなります。ちょうど、ボトックスを注射した後、最初は注射したところにふくらみがあるものの、すぐにふくらみが消失していくのと、非常によく似ています。その時点から約1週間から2週間後に、少しづつ効果が出現し始め、2ケ月でほぼ完成の域に到達します(個人差はあります)。即効性はないものの、逆に言えば、誰にも気づかれずに、少しづつ変化していきますので、周囲のしがらみなく受けていただける、手軽な若返り法と言えます
WPRPFは、目の下だけが適応部位ではありません。顔面のしわ全てに適応があります。特に、ホウレイ線の延長線上にある、口の真横(口角の横)のシワには、非常に大きな効果があります。
実はこのシワには従来、これといった有効な治療法がありませんでした。たしかに、浅い状態なら、ヒアルロン酸の注入などは有効な治療法です。しかし、これは、幅が比較的広くて、深さの浅い状態の場合です。幅が非常に狭くて、その割に深さの深いものは、皮膚自体が鋭角に折れ曲がっていますので、ヒアルロン酸を注射すると、よほどうまく注射しない限り、そのしわの横に新しくシワができたり、線状の盛り上がりを残すことが多いようです。たるみが強い場合には、フェイスリフトなどのたるみとりの手術も有効なのですが、たるみを取っても、ボールペンの先で引っ掻いたような線状のシワが残ります。
つまり皮膚自体の性質が、断面上、鋭角に折れ曲がるような性質を示している場合には、この、皮膚自体の性質を変えないと、根本的な解決にはならないのです。WPRPFは、皮膚自体の再生医療ですので、加齢とともに出現してくる、この、鋭角的に折れ曲がる皮膚の性質を、皮膚自体を若返らせることで解決することができます。また、皮膚自体が若返るため、効果は非常にナチュラルです。
限定解除要件
副作用・合併症:成分に対するアレルギー(非常に稀)
費用:8万円