「はっきりとした、くっきり二重」希望の、20代前半のモニターさんです。
術前は、眼の開きが弱いため、眉毛を上昇させて目を開く癖がありました。
そのため、通常の切開法では傷が目立ち、DST(ダブルクイックツイスター)をはじめとする埋没法では、くっきりとした二重は望めません。
写真は順に、術前・術後1週間・術後1カ月・術後3ヶ月のものです。術前の状態では、眉を挙げる癖のため、睫毛と眉毛の距離が遠いのが分かると思います。
術後1週間では、腫れは約80%退き、お化粧をすれば分からない状態です。
術後1カ月では、腫れはほぼ完全に退いていて、ぱっちりと大きな目と、眉と睫毛の距離が短くなり、少しボーっとした印象の目元が、しっかりと眼力を蓄えたパッチリとした目元に変化したのが分かると思います。
そして術後3か月目になると、細部まで完成の状態です。
パッチリと大きくなった目が印象的です。不安定だった二重瞼の線も、くっきりと幅広に定着しています。また、1か月目から戻りもありません。
もう一人、こちらのモニターさんも。年齢は20代前半です。
パッチリと大きな目を希望していたのですが、やはり、眉を上げて目を開いており、通常の埋没法では、いくら二重の幅を広くしても、眠そうな印象になるだけで、「パッチリと」「大きな目」は実現できません。切開法でも同様です。そこで、眼瞼下垂修正術を無切開でおこない、目の開きを大きくするのと同時に、二重瞼の線もしっかりとつけました。
術後は、しっかりくっきりとした二重の線と、パッチリ大きな目がうまくマッチして、かわいらしい目元が印象的です。これで、もう少し目の横幅があれば、理想的なバランスの目元となるでしょう。そこでやはり、本人さんも、「次は目頭切開と隆鼻術をしたい。どっちを先にしようかなぁ」と、言っていました。
眼瞼下垂は、大きく分けて2つのタイプがあり、それぞれが、原因別でいろいろな治療法があります。2つのタイプとは、目を開く筋肉の力に異常がある場合と、目を開く筋肉が伸びてしまっている場合です。前者には、全身の筋肉の力が弱くなってしまう病気の症状の一つだったり、先天性の眼瞼下垂が含まれます。後者には、筋肉の中の腱膜という部分が伸びてしまっているタイプや、瞼の重みで筋肉が伸ばされているタイプがあります。
筋肉の力が弱くなってしまう病気の症状 の場合には、その原因の疾患を治療すればいいのですが、その他の場合には、瞼を切開して手術を行うことになります。しかし、挙筋という目を開く筋肉は、瞼の奥のほうにあり、また、切開を伴うことから、腫れや内出血などが、長期間にわたって存在するものとなります。
では、この症例写真のような、瞼を切開しない眼瞼下垂手術は、どうなのでしょうか?はっきりと申し上げて、この手術の場合は、こちらの指令写真の通り、瞼の切開を伴う手術よりも、腫れが少なく、しかも短期間に退いていきます。仕事や学校の、短期間の休みで受けることができるでしょう。ただし、上瞼の皮膚の余りが高度な場合には、お勧めできる方法ではありません。
限定解除要件
副作用・合併症:兎眼・左右差
費用:30万円